底なしの不安がずっとある。あの処理を間違えたかもしれない、みんななんとなく私の悪口を言ってるかもしれない、なにもかも」間に合わなかったらどうしよう。そんなような不定形の不安。
これまでなら不安の底がないから、ずっと不安だった。
昨日処方された漢方薬を、とりあえず朝と昼過ぎの2回飲んでみた。早い人だとその日から効くというけど、何を持って効いたとするのかよくわからない。でも、ふっと不安の中に飲まれそうになるとき、胸の中に蓋ができていて、そこから下には落ちていけないようだった。
プラシーボかもしれないけど、確かに今日、2回ほどそう感じた。
会社で飲み会があり、半ば義務的なものだったので参加した。普段ならおそらく眠るまでは「あんなことを言わなきゃ良かった」の反省会だけど、今日はそれがない。酒をほとんど飲んでいない、というのはあるかもしれない。
よく喋る人とテーブルが一緒で、もうこの人たちに自己開示をしなくてもよいかも、と思うと聞き役でもいっか、となるのだった。
なんだか自分と行動と感情が、すべて切り離されているような感じがする。プラシーボだと思います。
