朝、恋人がふと「厄除けに行こう」と言う。本当は別の日に予約してあったけど、今日飛び込みで行ったらやってくれるかも、ということで神社に行ったところ厄除けできると言うことだったので、すぐやってもらう。かしこみかしこみ、という声を聞きながら「儀式だなあ」と思う。私たちの後にも厄除け祈願の人が何人か並んでいた。いいタイミングで来れたんだな、よかったな〜。儀式の中で住んでいるところと生年月日と名前が読まれるのだけど、これは最近たまに見る「神社に願い事をするときの作法」じゃんと思った。つまり自分が「どこの誰」であるかを名乗ってから願い事をしろ、という感じの。
のち、記念品やお札を貰ったのでいったん帰宅したあと、コンビニへ行っておつまみを買う。色々あって目移りするんだけど、結局生ハムとかチーズとかを買ってしまう。もっとキャッチーなつまみを買ってもよかったのかもしれない。さきいかやあたりめは新幹線の中でカップ酒とやるのが好きなので、宅飲みという感じではないな…と思ってしまう。コンビニのつまみでデッキを組みたい。
レモンサワーを飲みながらラ・ベットラの方が監修したというイタリアっぽい味付けの米菓を食べ、赤ワインを開けてチーズと生ハムにシフトする。チーズはミモレット。食べ切りサイズがあったので買ってきたのだった。テレビでは全国女子駅伝を流していて、ユニフォームが似ているチームが多くてわかりづらいね、と言いながらそれでも眺めていた。生ハムはいつもセブンイレブンとかで売っている適当なものを食べるんだけど、今日はハモン・セラーノと書いてあるやつにしたところ肉の味が濃くてびっくりする。恋人も驚いていた。これは、クリームチーズを巻いて食べてはいけない味だ。肉の繊維とか質感がする。
のちアラビアータを作る。鷹の爪は多めに入れて、にんにくとベーコンで。ベーコンは具というよりダシだな。ソースを煮詰めすぎず、パスタの茹で汁を少し入れたところいい感じになったので今後も「ソースを煮詰めすぎない」を心がけていきたい。ひーひー言いながら赤ワインをガンガン飲み、食べ終わる。
のち、夕飯は少しの煮物と刺身だったんだけど、小腹が減ったので先日なけなしのお金で買った辛辛魚カップを食べた。100円ローソンで買う時に財布が寂しかったので買うかどうかを30分ぐらい悩んで買ったものだった。辛辛魚、こんな辛さだっけ？というぐらい辛さにピントが合わない。美味しいんだけど、物足りないというか。…とか考えていたらしっかり辛かったので安心する。通年販売になったので、引き続き何かの時に買って、食べて、後悔したい。辛いものは美味しいんだけど、食べたあとの後悔とかむくみがすごい。大体、後悔している気がするよ。
