入社して一年経っていた。
二社目のことをたまに思い出す。あの時に比べれば本当に全てマシだ。二社目の頃、入ってすぐの頃に違う職種の先輩に「あなたのポジションは私のポジションと違うから聞かれてもわからないことが多い、前任者からの引き継ぎ頑張って」みたいなことを言われて、引き継ぎは営業日で言うと七日程度しかなくて、だから地獄のような日々だった。
はい、本当に全てマシなのだけど、いつも消え去りたいぐらいつらい。いつもって言うと大袈裟だけど、ピンポイントで消え去りたくなる。
ミスをしてしんどいとか、そういうことが積み重なってもうダメ、となる。痛みは相対評価にしてはいけないと思っているけど、私はやっぱりみんなほど頑張っていないからこうなるんだと思う。
自分が苦手だった人のSNSをわざわざ見に行ったり、悲しい瞬間とかを思い出したりするのは自傷のような気もする。
夜にフレンチトーストを食べることにする。
ほんとうはキャベツの塩漬けを展開して何かにしたかったが、塩漬け、どうも変に腐ったっぽいにおいがしていた。つらい。
按田餃子の方のレシピを見てうわ〜やってみたい、と思うけど、キャベツの塩漬けをだめにするようじゃ塩豚とかやらないほうがいいかもしれない…。
(でもやる)(キャベツの塩漬けは、次は少し漬かったらすぐに冷蔵庫に入れてあげよう。我が家は温度が高すぎたのかもしれない)(そしてドライレーズンとクミンで早めに食べきってしまおう)
キャベツはレンジでチンしてふやふやにしたあと、ポン酢とおかかで食べるのが一番好きだ。
それとフレンチトースト。我ながら変な組み合わせだと思うけど、メープルシロップの甘さに助けてもらおう。こんな落ち込んだ日はさ、、
ここから追記
フレンチトーストじゃなくてホットケーキを焼いた。余っている豆乳ヨーグルト(4月末で期限が切れている)があって、消費してしまいたかったから。メープルシロップの味が好きだ。ホットケーキって本当にいい食べ物だな。なかしましほさんのレシピで作るのが一番よくて、もう市販のホットケーキミックスなんて長いこと必要としていない。
さっきMETAATEMのことがいきなり気になって、なんとなくTwitterで検索をした。TESTSETというバンドになったことだけわかった。
別にもう音楽をたくさん聴く感じでもなくて、最近。
なんだか遠ざかるには十分な出来事が続いたんだと思う。元々ライブハウスは好きじゃなくて、よく呼吸困難になりかけて途中退場した。菊地成孔がLiquidroomでやったときも、新宿の小さな箱でやったときも、呼吸が苦しくなって外に這い出たことを覚えている。できればBluenoteがいい。人がたくさんいて、出口がなくて、地下、みたいなところが全部苦手なんだろう。
Ametsubも一時期熱心に聴いていたけどあの事件のあとはなんだか嫌になって同期を切った気がする。教授がコメントを寄せていた2ndの世界がすごくよかったのにな。Out of noiseとThe Nothings of the northはかなり近いところで鳴っているような気がした。たぶんいま手元にCDはないと思う。
AOKI takamasaも、commmonsのアーティストとして発表されたとき飛び上がって喜んだんだよな。
あの時まだ高校生で、教室の片隅でB-2 UNITを聴くようなマジの根暗だったから、パラボリカ発売時のリリースツアーなんて全く行けなかった。無理やり行ってもよかったけど、そういう感じでもなかった。根暗だから。
なのでTwitterを眺めていてすべて興醒めしたというか、どうでもよくなったのだった。
発言と作品は別物って言うけど、そこまで割り切れるほど大人じゃないというか、理性的な人間じゃないのかもしれない。じゃあジャズミュージシャン、昔の、なんて全員ダメじゃんと思うかもしれないけど、やっぱりなんか、自分の生きている世界と地続きだから。なんか、すごくつらい気持ちになる。
つらい気持ちになったと宮内優里さんのTwitterを見ると落ち着く。ずっとそうあってほしい。私が祈ったり願わなくても、宮内さんは私がハマった頃と変わらない手触りなので、哲学があるのだと思う。ていうかTwitter眺めるのが悪い。もうTwitterのせいだと思うよすべて。そうなんだけどさ。
