東京レインボープライドに行ってきた。11時〜13時の優先入場券を持っていたので、11時に間に合うように行った。入場口は結構並んでいて、優先入場がされているのか分からなかったから並ぶことにした。すぐに入れて良かったけど、優先入場券は別になくてもよかったような気がする。
何年か前に行った時はパレードとかも歩いたな。今年は抽選になったようだった。
氷結を飲んでいると小雨がぱらついてきたので、Wpc.のブースへ行って傘を買ったけど、会場にいる間は本降りにならなくてありがたかった。
今年は資生堂やTENGAなどが出展していなかったのだけど、ドン・キホーテのブースにはドンペンちゃんがいたし、オランダのブースにはミッフィーちゃんがいて、お祭りっぽさがあった。
自分は多数派に属する人間なので思い悩んだことがなく申し訳ない気持ちになる。
小学生ぐらいの頃に「誰のことが好きなの」と女の子たちが騒いでいた頃、好きな人が浮かばなくて無理やりクラス内の男子の名前を出したことを思い出す。私は異性を好きになるということを、なんとなく少女漫画や雑誌、女の子たちの空気から「学んで習得した」ような気もする。
なにかのカクテルのキャンギャル？的にドラァグクィーンの方が配置されていて、恋人をテーブルに待たせて並んでいたら「あらぁ〜一人？友達いないの？」と雑に絡まれておもしろかった。
サービス精神だと思う。いますよ〜！あはは！と笑った。
氷結を一本飲んで、そのカクテルを飲んだ。甘さ控えめのシトラス味、とされていたものだけどカラオケ屋で飲んだ「アンバサ」「ホワイトサワー」あたりに味が似ていた。
恋人は「トイレの芳香剤の味がする」と言っていた。
帰宅途中にすれ違ったおばさんから「素敵なスカートね」と言われる。そういえばレインボープライドでも氷結を買ったお店のお兄さんに「そのスカート、なにかリメイクしたんですか」と言われたんだっけ。人によってはなにか興味を惹くアイテムなのかもしれない。昔のAKIRA NAKA。どうしても欲しくて中古で買ったものです。
なんだか未来がずっと塞いでいるような気分がして、ずっと鬱々とした感じがある。この数日。
人と話すと楽しく、恋人といるのは楽しい。だけど日常に戻った瞬間に暗い気持ちに足をつかまれる気持ちがある。それでずっとやらなくちゃいけないことができていなくて、朝に回してしまう。夜は心が整理できずにつらい気持ちになる。
自分ができていないこと、本当はやりたいこと、やらなくてはいけないこと、そういうものが渾然一体となって私を責め立ててくる。どうしてできないんだろう、とずっと立ちすくむ。早く動き出せばいいのに、動けない。疲れてしまって、そこに向かえない。
なにか買い物をすると発散できたりするのかもしれないけど、ちょっと今月はもう無理なような気もする。欲しいものを手に入れたところで自分がなりたい人間にはなれない。
そういう買い物をするとまた「なんでこんなくだらないものを買っているんだろう」みたいな気持ちになってしまって、自分を責めてしまう。でも実際問題、左の靴底が割れているVANSは買い替えたほうがいいだろうし、まともなジーパンがあったほうがいい。春に着られるものがあったほうがいい。でも、買えない。どうしようもない。
そういえばゴールデンウィーク、1日の日曜日も出勤なんだよな。伊勢丹行きたかったんだけど、多分無理だ。そういう、なんか、つらい予定が待っているというのも気分が上がらない理由なのかもしれない。単純に食べ過ぎなのかもしれない。なんだか全てを誰かが管理してほしい。これ以上誰に甘えるんだろうか。
